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イングマール・レリングによる
洗練されたデザイン

巨匠イングマール・レリング

Ingmar Relling 1920 ~ 2002

シエスタは1965年、ノルウェー王国が誇る家具デザインの巨匠イングマール・レリングによってデザインされました。1966年にシエスタがデザイン賞を受賞したことで、レリングは一躍国際的な名声を得ることとなり、その名は北欧デザイン、ノルウェーデザインを語る時に避けては通れないほど。レリングはノルウェーデザインの父的存在といわれております。
アルバート・ビクトリア博物館(ロンドン)、スミソニアン博物館(NY)、ディ・ノイエ・ザムルング美術館(ミュンヘン)など、世界中の美術館、博物館にシエスタが収蔵されていることからも、その芸術的評価の高さが窺えます。 シエスタは不必要な装飾がなくシンプルで、ハイバック、ロウバックともに木の美しさが際立ちます。圧迫感を与えずに空間を広々と感じさせてくれる、秀逸なデザインです。

EnvironmentalDesign

環境デザイン

イングマール・レリングは、デザインの段階から「環境的に正しい」という事を非常に重視していました。シエスタは資源環境のデザインであり、木材を無駄にする事なく、素材は必要最低限に細く薄く、しかも丈夫に設計されています。またシエスタには、絶減の恐れが有る種の木材は決して使われた事がありません。
環境に配慮した素材を省資源に使用しつつ、非常に耐久性に優れています。きちんと手入れをしたシエスタは、50年を経過しても今尚使用されています。自然への配慮と、一つのモノを永く大切に使っていくという思いが伝わってくるデザインです。