「シエスタ」は、ノルウェー王国が誇る家具デザインの巨匠、イングマール・レリングによってデザインされました。ノルウェーデザインの父と称されるレリングは、1920年に生まれ、地元の家具製造工場で木彫を経験した後、23歳でオスロ工科大学に入学。アーネ・コルスモ(C.イームズの影響を受けた建築家)の指導で、機能的で実用的なプロダクトデザインを学んだ彼は、ノルウェーの家具やインテリアデザインの近代化に大きく貢献する事になります。

 1965年、極めてシンプルなフォルムと構造を持つ「シエスタ」を発表。翌年このシエスタがノルウェーデザイン賞を受賞。レリングは一躍国際的な名声を得、北欧デザインやノルウェーデザイン界の中心的存在となります。シエスタは最小限のパーツと極めてシンプルなデザインが高く評価され、工芸品コレクションでは最高峰を誇るビクトリア&アルバート博物館(ロンドン)をはじめ世界中の美術館、博物館に所蔵されることになるのです。
 シエスタのデザイン当初からレリングは、「環境に正しい」という事を重視していました。シエスタに絶滅危惧がある種類の木材や皮革は使われた事がありません。シエスタは資源環境をも考慮した製品であり、必要最低限の天然素材でしかもたいへん丈夫に作られています。環境に配慮した天然素材は耐久性にも優れ、初期のシエスタは50年を経た今も美しく使用されています。自然への配慮と、一つのモノを永く大切に使うという哲学が伝わってくるレリングの傑作なのです。
世界最高のエルモレザー社/アニリン牛革

 シエスタが使用している牛革は、世界最高峰といわれる「エルモレザー社(スウェーデン)のアニリン仕上げ牛革」です。牛100頭中3〜5頭からしかとれないという、最も厚みがある牛革。この最高の牛革に、アニリン仕上げという処理が施されます。アニリン仕上げとは、仕上げに顔料を一切使わず、染料のみで染色と保護処理をするものです。
 一般的な牛革の表面仕上げは、顔料やウレタン塗装が使われています。薄い革でも丈夫に出来る反面、革そのものの肌触りや風合いは失われてしまうのです。その肌触りは革そのものというより、革の上に乗っている表面処理剤に触れているのと同じですから、一般の革では夏は「ベトつき」、冬は「ひんやり」と感じてしまいます。

 染料のみで仕上げたアニリン牛革は、染料が革に浸透しています。透明感のある染料を使用しているため、皮革の表面は牛革本来の肌触りと風合いを実感できるのです。

 アニリン牛革は、まさに革が呼吸している状態です。その肌触りには、比類無い柔らかさとサラっとした心地良さがあるのです。

 エルモレザー社のアニリン牛革は流通が極めて少なく、一般の方が触れる機会はかなり稀です。ソファーに張れば100万円以上はするため、特注しないと入荷しない逸品なのです。アニリン牛革は、使い込むほどに熟成する艶と風合いも楽しめます。年月とともに優雅に老成し、独自の個性を醸してゆきます。
シエスタ・アニリン牛革一般的な牛革
一目瞭然の高品質!

 写真をご覧下さい。左がふっくらした革の質感を持つエルモレザー社のアニリン牛革です。厚みは一般的な牛革が0.7〜1mmに対し1.3〜1.5mmもあります。この厚みが、包み込まれるような柔らかい肌触りを生むのです。
 アニリン牛革は、表皮の美しい銀面模様をはっきり見ることができます。これは一般の牛革が顔料で染色しているのに対し、染料で仕上げている証拠です。表皮が呼吸できるので通気性が良く、夏でも冬でも快適な座り心地を楽しめるのです。
エルモレザー社(スウェーデン)
について


 エルモレザー社の牛革はスカンジナビア産の牛から製革されます。生牛の的確な飼育法と恵まれた気候条件が高品質の原材料を生んでいます。仕上げにあたっての必須条件は革の表面積の大部分を同じ厚さにする事にあります。何回も出産した牝牛はお腹の部分の皮が薄く伸びています。したがって牡牛の皮のほうが厚さが均等の為、加工に適しています。
 このようにエルモ社の牛革は、最高を求めるこだわりと品質管理から生まれています。
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